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「また虫歯に
なってしまった」
その繰り返しを
断ち切るために

拡大鏡を用いて虫歯を治療する様子

虫歯の治療に不安や苦手意識をお持ちの方は、想像以上に多くいらっしゃいます。その背景にあるのは、以前受けた治療で経験した痛みや、そのときに残った恐怖心です。「きちんと治したはずの歯がまた痛みはじめた」「受診しなければと思いながら、怖さが先に立って何年も足が向かない」——そうしたお声を、私たちは日々うかがっています。

だからこそ当院は、「痛みの少ない治療」「削る量を最小限にする」「神経を守る」という3つの方針を治療の柱に据えています。一度削られた歯が自然に戻ることはありません。この事実を出発点に、いま口の中に残っている歯を一日でも長く使っていただくための処置を、一本ずつ丁寧に組み立てています。虫歯は手をつけずにいるほど進み、そのぶん治療の負担も重くなります。気になるサインがあれば、その時点でご相談いただければと思います。

こうしたサインに心当たりはありませんか?

  • 食べ物を噛んだときに、その歯だけ違和感や痛みが出る
  • 冷たい飲み物や甘いものを口にすると歯がしみる
  • 歯の表面に黒ずみ、あるいは穴のような窪みが見える
  • 過去に治療した歯の詰め物が外れた、または一部が欠けた
  • 銀色の被せ物が目に入るのが気になり、白い歯に替えたい
  • 受診したい気持ちはあるが、怖さが勝って長く通えていない
  • 虫歯かどうかの判断はつかないものの、口の中がどことなく心配

これらのいずれかに当てはまる場合、虫歯がすでに進んでいることが考えられます。ここで早めに受診していただく意味は小さくありません。受診が早いほど、削る量も、通っていただく回数も、費用のご負担も抑えた治療ができます。まずは、いまお口がどういう状態にあるのかを確かめるところから始めていただければと思います。

虫歯の進行段階を
知っておきましょう

虫歯は急に進行するわけではなく、長い時間をかけて徐々に進んでいきますが、初期段階を過ぎると進行のスピードは一段と早くなります。歯は一度悪くなると元に戻ることがないため、早期の対処がとても重要です。虫歯の進行度は「C0〜C4」の5段階で分類されます。

C0:初期虫歯

  • 状態:歯の表面が溶け始めているが、まだ穴は開いていない
  • 主な症状:自覚症状がほとんどない
  • 治療法:経過観察・フッ素塗布など。適切なケアで進行を防げる可能性がある
C0 初期虫歯

C1:エナメル質の虫歯

  • 状態:歯の表面のエナメル質に穴が開いた状態
  • 主な症状:痛みは少ないことが多い
  • 治療法:虫歯を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰める。1回で完了することが多い
C1 エナメル質の虫歯

C2:象牙質まで進んだ虫歯

  • 状態:エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行。象牙質は軟らかく、虫歯が広がりやすい
  • 主な症状:冷たいものがしみる、軽い痛みを感じることがある
  • 治療法:虫歯部分を削り、詰め物・被せ物で修復。2〜3回の通院で完了することが多い
C2 象牙質まで進んだ虫歯

C3:神経まで達した虫歯

  • 状態:虫歯が歯の神経(歯髄)まで進行した状態
  • 主な症状:ズキズキとした強い痛みを伴うことが多い
  • 治療法:神経を除去・除菌する根管治療が必要。被せ物の装着まで5〜6回程度の通院が必要
C3 神経まで達した虫歯

C4:歯根だけが残った状態

  • 状態:歯冠(歯の上部)がほぼ崩壊し、根だけが残っている状態
  • 主な症状:神経が壊死していることが多く、痛みが出ない場合もある
  • 治療法:多くの場合は抜歯が必要だが、周囲の骨や根の状態によっては残せる可能性もある
C4 歯根だけが残った状態

当院のむし歯治療の特徴

痛みへの配慮を6つの工程に分けています

痛みに配慮した麻酔処置

「歯科が怖い」と話される方の多くは、以前の治療で受けた痛みが記憶として残っています。その一点を和らげるために、当院では麻酔の前段階から手を入れています。まず表面麻酔を塗布して、針が入るその瞬間の不快感をやわらげます。用いる注射針もできる限り細いものを選び、蚊に刺された程度の刺激に収まるよう努めています。

麻酔液そのものも、あらかじめ体温に近い温度まで温めてから使っています。注入する速さは電動麻酔注射でコンピューター管理し、圧力のばらつきから生じる痛みを抑えます。歯を削る器具は振動と音の少ない「5倍速コントラ」を採用しており、処置の最中は患者さんの呼吸のタイミングにも合わせて進めることを大切にしています。

「う蝕検知液」とマイクロスコープで
削る範囲を見きわめています

う蝕検知液による虫歯の可視化

歯は削れば削るほど寿命が短くなり、その積み重ねが最後には抜歯という結果を招くことがあります。削った部分が再生することは二度とありません。「天然歯に勝るものはない」という考えを土台に、当院はできる限り削る量を最小限に抑えることを大切にしています。

そのために用いているのが、感染した部分だけを赤く染め出す「う蝕検知液」です。健康な歯質を巻き込むことなく、取り除くべきところだけを的確に除去できます。症例によっては、スプーンエキスカベーターという器具で手の感触を確かめながら進めることもあります。加えて、マイクロスコープや高倍率の拡大鏡で患部を大きく映し、従来品よりも格段に細いドリルを用いることで、削る範囲を最小限にとどめた精密な処置が可能になります。

MTAセメントと
ダイレクトボンディングで
歯と神経を守っています

MTAセメントによる神経保護

神経を失った歯には栄養も血液も届かなくなり、年月を経るほど脆くなっていくリスクを抱えます。だからこそ当院は「できる限り神経を残す」ことを基本方針としています。虫歯が深く、神経のすぐ手前まで達しているケースでは、MTAセメント(歯の組織再生を促進し、殺菌効果もある歯科用材料)による神経の保護に積極的に取り組んでいます。神経を取り除かずに済む可能性が高まることが、その歯を長く健康に保つことにつながるためです。

銀歯を白く替えたい方、あるいは虫歯治療のあとの見た目も整えたいという方には、ダイレクトボンディング(歯科用樹脂を直接盛り上げて形・色を整える治療法)という方法もご提案しています。条件が合えば最短1日で仕上がり、セラミック治療と比べて費用を抑えられる点が特徴です。歯を削る量も少なく済むため、歯を大切に使っていきたいという方に向いた方法だといえます。ただし適応できる症例は限られますので、まずはご相談ください。

iTero 5Dによる虫歯の早期発見

iTero 5Dによるスキャン

虫歯のチェックには「iTero 5D」という精密機器を用いています。近赤外線光を利用する仕組みで、歯の内側に隠れている小さな虫歯まで映し出せる技術を備えた機器です。

この機器を使う理由は、肉眼やレントゲンでは捉えにくい初期段階の虫歯を早いうちに見つけるためです。そこで気づけていれば「削らなくてよい段階で手を打つ」「治療を最小限にとどめる」という選択ができます。痛みが出てから来院されるより、早く見つけて早く手当てするほうが、結果としてその歯を長く守ることにつながります。

お一人ずつに合う詰め物・
被せ物をご提案しています

セラミックと銀歯の素材比較

虫歯を治したあとに入れる詰め物・被せ物は、選ぶ素材によって機能性・耐久性・審美性が変わります。保険適用の銀歯は費用を抑えられる一方で、金属の色が目立ちやすく、金属アレルギーのリスクを伴う場合もあります。セラミックやジルコニアは保険適用外(自費診療)にはなりますが、歯に近い自然な色合いを持ち、強度も高く、金属アレルギーの心配がありません。

どれが適しているかは、お口の状態とご希望の兼ね合いで決まります。当院ではトリートメントコーディネーターがそのあたりを丁寧にうかがったうえで、最適な素材をご提案しています。自費素材を無理に勧めることはありませんので、ご納得いただけるまでご相談ください。

治療の流れ

STEP 01.

問診・口腔内検査・撮影

いま出ている症状、気になっていること、治療への不安を丁寧にうかがうところから始めます。あわせてレントゲンと口腔内写真を撮影し、虫歯がどこに・どの深さで・どの段階まで進んでいるかを正確に確認します。必要に応じてiTero 5Dによる近赤外線スキャンも行い、初期の虫歯を見落とさないようにしています。

この段階でお口の状態を正確につかんでおくことが、適切な治療へ進むための第一歩になります。

レントゲン画像を見ながら状態をご説明する様子

STEP 02.

治療計画のご説明・ご同意

検査でわかったことをもとに、虫歯がどの段階にあり、どんな治療の選択肢があるのかをわかりやすくご説明します。保険適用と自費診療の区別、通っていただく回数の目安、使う素材の種類とそれぞれの特徴まで、疑問に思われた点にはすべてお答えします。

ご納得いただいたうえで治療に入ることを大切にしています。ご説明のないまま処置を進めることはありません。

治療計画のご説明

STEP 03.

麻酔・虫歯の除去

まず表面麻酔を塗布し、そのうえで極細の針・電動麻酔注射・温めた麻酔液を用いて、できる限り痛みに配慮した麻酔を行います。麻酔が十分に効いていることを確かめてから、処置に移ります。

除去は、う蝕検知液で虫歯の範囲を正確につかみながら、必要最小限のところだけを丁寧に進めます。虫歯が神経に近い位置まで達している場合は、MTAセメントで神経を保護することもあります。

STEP 04.

詰め物・被せ物の装着

虫歯の大きさと位置に応じて、レジン充填(直接詰める方法)にするか、型取りをしたうえで詰め物・被せ物を作製するかを決めます。素材は保険適用のもの、あるいはセラミック・ジルコニアといった自費素材の中から、ご要望に合わせてお選びいただけます。

ダイレクトボンディングをお選びいただいた場合は、この工程で歯の形と色を直接仕上げます。条件が合えば最短1回で完了します。

STEP 05.

治療後のメンテナンス・経過観察

治療が終わったあとも、再発を防ぐための定期検診とクリーニングをお勧めしています。当院は治療の完了を「ゴール」ではなく「スタートライン」ととらえており、その歯を長く守っていくためのサポートを続けています。

あわせて、正しいブラッシングの仕方や食生活についてのアドバイスもお伝えし、虫歯が再発しにくい口の環境づくりをご一緒に進めていきます。

治療後のメンテナンス

リスク・副作用

むし歯治療に伴う主なリスク・副作用は以下のとおりです。治療前に必ずご確認ください。

  • 治療後に一時的な痛みや沁みる感覚が生じることがあります。多くの場合は数日〜数週間で落ち着きますが、長引く場合は追加の処置が必要になることがあります。
  • 神経の保護(MTAセメント等)を行った場合でも、神経の状態によっては後日根管治療が必要になることがあります。治療後の経過観察が重要です。
  • ダイレクトボンディング(歯科用樹脂による修復)は、時間の経過とともに変色する場合があります。ただし、修理・調整が比較的容易です。
  • 詰め物・被せ物は、噛み合わせや歯ぎしりなどにより欠けたり外れたりすることがあります。その場合は早めにご来院ください。
  • 麻酔注射の後、一時的に口唇や舌のしびれ・腫れを感じることがありますが、麻酔が切れると回復します。
  • セラミック・ジルコニアなどの審美素材を使用した詰め物・被せ物は保険適用外(自費診療)となります
  • ダイレクトボンディングは適応できる症例が限られます。詳しくは診察時にご確認ください
  • 治療前に個別のリスク・副作用について丁寧にご説明し、患者さまにご理解いただいた上で治療を開始します

料金について

むし歯治療の基本的な処置(虫歯の除去・レジン充填・銀歯の詰め物・被せ物など)は保険適用です。一方、セラミック・ジルコニアなどの審美素材を使った詰め物・被せ物、ダイレクトボンディングによる修復などは自費診療(保険適用外)となります。

費用については、診査・診断の結果をふまえて治療開始前に丁寧にご説明します。患者さまが納得された上で治療を進めますので、費用面でご不明な点はいつでもお申し付けください。詳しい料金は料金表ページでご確認いただけます。

よくあるご質問

  • 治療中に痛みはありますか?

    十分な麻酔を行ってから治療を進めますので、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。当院では表面麻酔・極細の針・電動麻酔注射・温めた麻酔液を組み合わせ、注射自体の痛みにも配慮しています。麻酔が効いているか確認しながら進めますので、不安な点はお気軽にお伝えください。治療後に一時的なしみる感覚が出ることはありますが、多くの場合は数日で落ち着きます。

  • 自覚症状がなくても虫歯はありますか?

    はい、初期の虫歯(C0〜C1)は痛みや自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行していることがよくあります。特にC4段階まで進んで神経が壊死してしまうと、逆に痛みを感じなくなる場合もあります。「痛みがないから大丈夫」とは必ずしも言えないため、定期的な検診でのチェックが重要です。当院ではiTero 5Dによる近赤外線スキャンで、肉眼では確認しにくい初期虫歯の発見にも努めています。

  • 銀歯を白い素材に替えることはできますか?

    可能です。セラミックやジルコニアなどの自費素材に替える方法のほか、ダイレクトボンディング(歯科用樹脂を直接盛り上げる方法)で最短1日で白くすることもできます。ただし、ダイレクトボンディングは適応できる症例が限られており、時間の経過とともに変色するリスクもあります。お口の状態によって最適な方法が異なりますので、まずはご相談ください。

  • 神経を抜かずに治療できますか?

    虫歯が神経の近くまで進行している場合でも、当院ではできる限り神経を残す治療を目指しています。MTAセメント(歯の組織再生を促し殺菌効果もある歯科用材料)を使った神経保護処置を積極的に行い、抜髄(神経を取り除く処置)を回避できるよう全力で取り組みます。ただし、虫歯の進行度や歯の状態によっては神経を取り除く選択が必要になる場合もあります。診察時に詳しくご説明します。

  • 子どもの虫歯も診てもらえますか?

    はい、小児歯科にも対応しています。お子さんが歯医者を怖いと感じないよう、いきなり治療を始めず、まず院内の雰囲気に慣れていただくことを大切にしています。痛みに配慮した麻酔処置、お子さんのペースに合わせた丁寧な対応、治療後のごほうびなど、「歯医者は怖くない場所」と感じてもらえるよう工夫しています。乳歯の虫歯も永久歯の発育に影響することがありますので、気になったらお早めにご相談ください。

ご予約・ご相談

八王子の歯医者「八王子I’S歯科・矯正歯科」が、
ご相談をお受けしています

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「虫歯かもしれないと思いつつ、怖くて足が向かない」「前の治療で痛い思いをしたので不安が残っている」——そうしたお気持ちを抱えたままで構いません。八王子の歯医者「八王子I’S歯科・矯正歯科」は、痛みへの配慮を治療の土台に置き、患者さんのペースに歩調を合わせた診療を大切にしています。

むし歯は見つけるのが早いほど、そして手を打つのが早いほど、歯にかかる負担が軽く済みます。JR「八王子駅」南口すぐという場所で、年中無休・平日は夜20時まで診療していますので、お仕事帰りやお休みの日にもお立ち寄りいただけます。気になる症状があれば、八王子I’S歯科・矯正歯科までWEB予約またはお電話でご相談ください。

年中無休・平日夜20時まで診療

  • 【平日】午前10:00〜13:00 / 午後14:30〜20:00
  • 【土日祝】午前9:00〜13:00 / 午後14:00〜17:00(※日曜日は16時まで)
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