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歯医者が怖くても予防歯科は受けられる?恐怖症への配慮を解説

歯科恐怖症でも予防歯科が重要な理由

歯科治療に対する恐怖心は、多くの方が抱える自然な感情です。日本歯科医師会によると、歯科治療恐怖症(歯科診療恐怖症)は、「以前に受けた歯科治療が精神的外傷(トラウマ)になり、恐怖症になっている方の状態」とされています。しかし、こうした恐怖心があるからといって、歯科診療を避け続けることは、結果的により深刻な問題を招く可能性があります。

歯科疾患の高い有病率と早期対応の必要性

厚生労働省のデータによると、13歳でむし歯有病者率が90%を超え、55~64歳で歯周病の有病者率が82.5%となるなど、歯科疾患の有病状況は他の疾患に類を見ないほど高率を示しています。この状況を踏まえると、恐怖心があっても定期的な予防歯科を受診することの重要性がより明確になります。

当院では、総勢100名を超える新心会グループの歯科医師が在籍し、各専門分野を担当する歯科医師が、恐怖心を抱える患者様お一人おひとりのペースに合わせて対応いたします。できる限り歯を残すことを大切にした治療方針のもと、予防歯科に取り組んでいます。

予防歯科が恐怖症を和らげる理由

予防歯科には、歯科恐怖症の方にとって心理的な負担を軽減する効果があります。まず、定期的なメンテナンスにより重篤な治療の必要性を減らし、結果として侵襲的な処置を避けることができます。また、継続的な通院により、歯科医院の環境や治療の流れに徐々に慣れ親しむことも可能です。

全身の健康への影響を考慮した重要性

厚生労働省の資料によると、歯や口の健康状態は全身の健康状態に密接な関係があり、むし歯や歯周病、歯の痛み、歯のぐらつき、歯の喪失が進行すると、よく噛めない状態となり、全身の健康状態の悪化につながるとされています。

当院では、当院では、CT、マイクロスコープ、光学スキャナー(iTero5D)などの機器を活用し、より詳細な情報をもとにした予防処置をめざしています。恐怖心が強い方でも、これらの機器を活用することで、より効率的な検査・治療をめざすことができます。

恐怖心を和らげる歯科医院の配慮

歯科恐怖症を抱える患者様への配慮は、現代の歯科医療において極めて重要な要素となっています。適切なアプローチにより、多くの患者様が安心して予防歯科を受けることができるようになります。

十分な説明とインフォームドコンセント

日本歯科医師会では、不安や恐怖心の強い患者に病状や処置内容について説明する際は、不安感を抱かせるような用語は慎み、最近ではいろいろ患者さんにリラックスしていただいた状態で診療を行う歯科医院も増えていると述べています。

当院では、守尾一起院長をはじめとする全ての歯科医師が、常に患者様を第一に考え、丁寧な説明を心掛けています。治療前には必ず処置内容を詳しく説明し、患者様が納得された上で治療を開始いたします。また、患者様に合った歯科医師をお選びいただくセカンドオピニオンサービスも提供しており、より安心して治療を受けていただける環境を整えています。

段階的なアプローチと環境整備

恐怖心の強い患者様には、段階的なアプローチが効果的です。まず軽度な処置から始め、徐々に歯科医院の環境に慣れていただくことで、心理的な負担を軽減できます。

通院しやすい環境作り

令和6年の歯科疾患実態調査によると、過去1年間に歯科検診(健診)を受診した人の割合は63.8%で、男女別にみると男性より女性の方が受診率が高いという結果が出ています。受診率の向上には、通いやすい環境の整備が不可欠です。

当院は、JR八王子駅南口すぐという立地の良さに加え、年中無休で診療を行っています。平日は20:00まで、土日祝も診療しており(日曜は16時まで)、患者様のライフスタイルに合わせて予防歯科を受けていただけます。

痛みの少ない歯石取りの工夫

歯石除去は予防歯科の重要な要素ですが、恐怖心を抱く患者様にとって最も不安な処置の一つでもあります。現代の歯科医療では、様々な工夫により痛みの少ない歯石取りが可能になっています。

超音波スケーラーによる負担軽減

歯周病学会の研究によると、超音波スケーラーはキュレットでのスケーリングよりも歯根表面の削合量や与えるダメージが少ないという報告があり、歯根面に誤ってチップの先端を垂直に当てるなどの誤操作をしない限り、過剰なインストゥルメンテーションから根面を保護する観点からも有利とされています。

最新の超音波スケーラーを導入しており、従来の手用器具と比較して歯根面への負担を抑えられると報告されています。不快感の感じ方には個人差がありますが、歯科恐怖症の方にも丁寧に対応いたします。

患者様の心理的配慮と疼痛管理

日本歯周病学会では、歯科治療は患者にとって多少なりとも不快感を伴うことから、不安や恐怖心の強い患者に病状や処置内容について説明する際は、不安感を抱かせるような用語は慎み、処置中は痛みを感じることがあれば左手を挙げて合図をするよう予め説明し、器具を取扱う際の音などにも配慮することが推奨されています。

国内の信頼できる歯科技工士との連携による質の高い治療

当院では、国内の信頼できる歯科技工士と密接に連携し、高品質で美しい審美治療を提供しています。この協力体制により、予防処置から審美的な改善まで、一貫した質の高いケアを恐怖心をお持ちの患者様にも安心して受けていただけます。

症状治療から原因療法へのアプローチ

当院では、症状治療だけでなく、再発を防ぐための「原因療法」に取り組んでいます。根本的な原因を特定することで、将来的な侵襲的治療の必要性を減らし、継続的な予防ケアを通じて、歯科医院への慣れを支援できる可能性があります。

日本歯科医師会は、現在の日本人の歯の喪失理由の第一位は歯周病であることを踏まえ、その予防対策は急務であり、定期的な歯科受診による歯周基本治療や定期的なメインテナンスなど、重症化予防効果が認められる医療行為の重要性を強調しています。

まとめ

歯科恐怖症でも予防歯科を受けることは、以下の理由から極めて重要です:

  • 高い有病率への対策: 歯科疾患の有病率は他の疾患と比較して極めて高く、早期からの予防的介入が不可欠
  • 全身健康への影響: 口腔の健康状態は全身の健康に直結し、予防歯科により生活の質の維持・向上が期待できる
  • 恐怖心軽減効果: 定期的な予防処置により重篤な治療の必要性を減らし、段階的に歯科医院環境に慣れることが可能
  • 現代技術の活用: 超音波スケーラーなどの機器により、従来よりも痛みの少ない処置をめざすことができる
  • 専門的配慮の充実: 十分な説明、患者様に合わせた治療計画、心理的サポートにより安心して受診できる環境の整備

歯医者が怖いけれど予防歯科を始めたい方は、患者様と真摯に向き合う診療を提供する当院へご相談ください。丁寧な説明と配慮で、安心して治療を受けていただけます。八王子駅南口すぐの立地で年中無休の診療により、ご都合に合わせて継続的な予防ケアをサポートいたします。

参考文献

[1] 日本歯科医師会「歯が原因ではない痛み(歯科恐怖症)」jda.or.jp

[2] 厚生労働省「口からはじめる生活習慣病予防」mhlw.go.jp

[3] 厚生労働省「歯の健康」mhlw.go.jp

[4] 日本歯科医師会「2040年を見据えた歯科ビジョン」jda.or.jp

[5] 沼部幸博「超音波スケーラーの現在」日本歯周病学会誌 jstage.jst.go.jp

[6] 岩渕博史他「口腔ケア用ジェルを用いた非注水下での超音波スケーラーによる歯石除去の検討」老年歯科医学 jstage.jst.go.jp

[7] 坂井雅子「SRPの実際」日本歯周病学会誌 jstage.jst.go.jp

[8] 厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査の結果(概要)」mhlw.go.jp

[9] 厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査の結果(概要)」mhlw.go.jp

はじめて受診される方は、初めての方へ(初診の流れ)もあわせてご覧ください。

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